Ryzen 9000向けにX870E/B850搭載マザー

MSIより、Ryzen 9000シリーズに対応するゲーミングマザーボードが新発売。X870Eチップセットを搭載するモデルは2つで、「MPG X870E Edge TI WIFI」はホワイトシルバーの大型ヒートシンクを搭載したモデル、「MAG X870E Tomahawk WIFI」はミリタリー調デザインを採用したモデルとなる。価格はそれぞれ、63,000円前後と54,000円前後。

  • MSIの「MPG X870E Edge TI WIFI」。ホワイト基調のスタイリッシュなモデルだ

    MSIの「MPG X870E Edge TI WIFI」。ホワイト基調のスタイリッシュなモデルだ

  • こちらは「MAG X870E Tomahawk WIFI」。対照的に、派手さを排したシリーズだ

    こちらは「MAG X870E Tomahawk WIFI」。対照的に、派手さを排したシリーズだ

この両モデルにはそれぞれ、B850チップセットを搭載する廉価版も登場している。USB4ポートなどは非搭載となるものの、それ以外のデザインやスペックは近く、少しでもコストを抑えたい向きには良いだろう。価格は、「MPG B850 Edge TI WIFI」が51,000円前後、「MAG B850 Tomahawk MAX WIFI」が46,000円前後となる。

  • B850搭載モデルの「MPG B850 Edge TI WIFI」。基板の外観はX870Eモデルに近い

  • 「MAG B850 Tomahawk MAX WIFI」。M.2ヒートシンクなども同様に備えている

定番ブランドからB860のmicroATXモデル

ASUSの「TUF Gaming B860M-PLUS」は、Intel B860チップセットを搭載するmicroATXマザーボードだ。12+1+2+1フェーズ(80A)の電源回路や、VRM大型ヒートシンクを搭載。バックパネルにはDP Alt対応のUSB 20GbpsタイプCポートが用意されるなど、microATXながらインタフェースも充実している。価格は38,000円前後。

  • ASUSの「TUF Gaming B860M-PLUS」。基板上には、M.2スロット×3を搭載する

  • 背面には、HDMI、DisplayPort、USB 20GbpsタイプC、Realtek 2.5GbEなどを搭載

H810搭載でお手頃なゲーミングマザー

GIGABYTEの「H810M Gaming WIFI6」は、Intel H810チップセットを搭載するゲーミング向けのmicroATXマザーボード。メモリスロットは2つ、M.2スロットは1つとなるものの、ゲーミングモデルとしては安価で、コスパを最重視する場合には良さそうだ。ネットワークは、Realtek 2.5GbEとWi-Fi 6を搭載。価格は18,000円前後だ。

  • GIGABYTEの「H810M Gaming WIFI6」。シンプルながら、M.2ヒートシンクも搭載

  • バックパネルには、HDMI、DisplayPort、Realtek 2.5GbE、USB3.2等を備える

木材を使った静音仕様のミドルタワー

Antecの「Flux SE」は、フロントパネルの枠部分に木材を使用した高級感のあるミドルタワーケース。Fluxの通常モデルは左サイドが強化ガラスだったが、このSEモデルは吸音素材に変更、静音性を高めた。その一方で、従来通り標準で5つのファンを搭載し、42cmラジエータに対応するなど、冷却性にも優れている。ツクモでの価格は17,980円。

  • Antecの「Flux SE」。静音仕様ながら、エアフローにも優れるのが特徴だ

  • 背面コネクタのマザーボードにも対応する。ファンは標準で5つも搭載する

安価なラピトリ対応キーボードが4製品

Madlionsの「MAD68HE」「MAD60HE」は、ラピッドトリガー機能に対応しながら安価なゲーミングキーボード。磁気ホールセンサースイッチを採用したモデルで、アクチュエーションポイントの調整も可能だ。価格は、65%サイズのMAD68HEが8,000円前後(RGBモデル)と10,000円前後(FLAGSHIPモデル)、60%サイズのMAD60HEが7,000円前後と9,000円前後(同)。

  • Madlionsの「MAD68HE」。RGBとFLAGSHIPは、ポーリングレート等が異なる

  • 「MAD60HE」は、カーソルキー等が省略されている。どちらもキーはUS配列だ

超高級キーボードにクリッキーモデル

ASUSのハイエンドゲーミングキーボード「ROG Azoth Extreme」に、クリッキータイプのStorm軸モデルが追加された。同製品は、カーボンファイバー製のポジショニングプレートや調整可能なガスケットマウント等、打鍵感にこだわったもので、従来はリニアタイプのSnow軸モデルのみが発売されていた。価格は、Snow軸モデルと同じく90,000円前後。

  • ASUSの「ROG Azoth Extreme」。アルミ合金製ケースを採用し、高級感がある

  • ROG NXメカニカルスイッチを搭載。ホットスワップに対応し、交換が可能だ

GeForce RTX 3050搭載のGPUボックス

Sparkleの「TBX-240FU+RTX3050/6GB」は、Thunderbolt 3で接続する外付けGPUボックス。GeForce RTX 3050/6GBグラフィックスカードを搭載し、出力端子はDisplayPort×1とHDMI×2を備える。最大45WのUSB PDに対応するほか、GbEポートも搭載し、ノートPCのドッキングステーションとしても便利だろう。パソコン工房での価格は97,000円。

  • Sparkleの「TBX-240FU+RTX3050/6GB」。240WのACアダプタが付属する

  • サイズは215×154.3×69.9mmとコンパクト。USB3.2(Gen2)×2も備える

Razerから高性能なノートPCクーラー

Razerの「Laptop Cooling Pad」は、温度に応じてファンの回転速度を自動制御できるノートPCクーラー。3種類のマグネット式フレームが付属しており、ノートPCのサイズ(14~18インチに対応)や吸気タイプに合わせ、最適なものを選ぶことができる。最大3,000rpmという、強力な14cmファンを搭載する。ツクモでの価格は24,979円。

  • Razerの「Laptop Cooling Pad」。フォームシールにより気密性を高くしている

  • 14~16インチ用、17~18インチ用、ファンレス用の3種類のフレームが付属する