ドスパラ専売の白いX870搭載マザー

ASUSの「X870 MAX Gaming WIFI7 W」は、AMD X870チップセットを搭載するマザーボード。基板やヒートシンクがホワイト系のカラーで統一されており、白いケースに合わせやすい。インタフェースは、Realtek 2.5GbE、Wi-Fi 7、40GbpsのUSB4タイプCポート×2などを備える。ドスパラ専売のモデルとなっており、価格は41,800円。

  • ASUSの「X870 MAX Gaming WIFI7 W」。基板上には、M.2スロットを3つ備える

    ASUSの「X870 MAX Gaming WIFI7 W」。基板上には、M.2スロットを3つ備える

  • バックパネルには、HDMI、USB4ポート×2、2.5GbE、Wi-Fi 7などを搭載する

    バックパネルには、HDMI、USB4ポート×2、2.5GbE、Wi-Fi 7などを搭載する

X3DのRyzen 9を搭載したMini-ITXマザー

Minisforumというと超小型PCのイメージが強いが、今回発売された「BD790i X3D」はMini-ITXマザーボード。なんとモバイル向けの「Ryzen 9 7945HX3D」(16コア/32スレッド)をオンボード搭載しており、高いパフォーマンスが期待できるだろう。基板上には巨大なヒートシンクが搭載され、12cmファンを設置可能だ。価格は100,000円前後。

  • Minisforumの「BD790i X3D」。3D V-CacheのRyzen 9をオンボード搭載する

    Minisforumの「BD790i X3D」。3D V-CacheのRyzen 9をオンボード搭載する

  • メモリはDDR5 SO-DIMM×2、SSDはM.2 NVMe×2で、PCI Express x16も用意

    メモリはDDR5 SO-DIMM×2、SSDはM.2 NVMe×2で、PCI Express x16も用意

ついにBlackwellが5万円台で購入可能に

NVIDIAから新型GPU「GeForce RTX 5060」が登場、搭載するグラフィックスカードが各社より発売された。上位から発売されてきたGeForce RTX 50(Blackwell)であるが、現時点ではRTX 5060が最も下位のGPUで、ラインナップが出揃った形。CUDAコアはRTX 5060 Tiの4,608基から3,840基へ削減されたものの、5万円台で買える低価格が魅力だ。

今回発売されたのは、以下の各モデル。トリプルファンのオーバークロックモデル、シングルファンのショート基板モデル、ホワイトモデル、ロープロモデルなど、様々な製品が登場しており、好みに応じて選びやすいだろう。

メーカー 製品名 価格
ASUS TUF-RTX5060-O8G-GAMING 67,000円前後
ASUS PRIME-RTX5060-O8G 64,000円前後
ASUS DUAL-RTX5060-O8G 60,000円前後
GIGABYTE GV-N5060AORUS E-8GD 64,000円前後
GIGABYTE GV-N5060GAMING OC-8GD 63,000円前後
GIGABYTE GV-N5060EAGLEOC ICE-8GD 61,000円前後
GIGABYTE GV-N5060EAGLE OC-8GD 58,000円前後
GIGABYTE GV-N5060OC-8GL 60,000円前後
GIGABYTE GV-N5060WF2-8GD 55,000円前後
MSI GeForce RTX 5060 8G Gaming Trio OC 65,000円前後
MSI GeForce RTX 5060 8G Gaming OC 62,000円前後
MSI GeForce RTX 5060 8G Ventus 2X OC 59,000円前後
ZOTAC GeForce RTX 5060 Solo 56,000円前後
玄人志向 GG-RTX5060-E8GB/LE/DF 54,000円前後
Gainward GeForce RTX 5060 Ghost 58,000円前後
Palit GeForce RTX 5060 Dual 52,980円(ドスパラ)
  • ASUSの「TUF-RTX5060-O8G-GAMING」

  • GIGABYTEの「GV-N5060EAGLEOC ICE-8GD」

  • GIGABYTEの「GV-N5060OC-8GL」

  • MSIの「GeForce RTX 5060 8G Gaming Trio OC」

  • ZOTACの「GeForce RTX 5060 Solo」

  • Palitの「GeForce RTX 5060 Dual」

トリプル14cmファン搭載の大型簡易水冷

NZXTの「Kraken Elite 420 RGB」は、42cmサイズの大型ラジエータを搭載するオールインワン水冷CPUクーラー。新設計ポンプを採用しており、流量とヘッド圧力が向上したという。フレームが一体化された「F420 RGB Core」ファンを搭載しており、配線は簡単。2.72インチIPSも搭載する。カラーはブラックとホワイトの2色で、価格は60,000円前後。

  • NZXTの「Kraken Elite 420 RGB」。IPS画面には、システム情報等を表示可能だ

  • 搭載ファン「F420 RGB Core」は単体でも発売され、価格は13,000円前後となる

CPU重視かVGA重視か選べるMini-ITXケース

Antecの「Performance 1 M」は、中央の仕切りを左右に動かして、CPUクーラーとグラフィックスカードの搭載スペースを調整できるという、ユニークなMini-ITXケースだ。CPUモード時は高さ85mmのCPUクーラーを搭載可能で、GPUモード時は78mm厚のグラフィックスカードに対応する。価格は54,000円前後。

  • Antecの「Performance 1 M」。アヴェンチュリン(緑)というのは珍しい色だ

  • 中央の仕切りは左右に動けるようになっていて、搭載スペースを調整できる

外装のカラーは、ブラックとアヴェンチュリン(緑)の2色を用意。どちらの場合も内部のフレームの色はレッドで、スタイリッシュな印象だ。コンパクトながら、最長35cmのグラフィックスカードに対応。アルミ製で高級感のあるメッシュパネルを採用しており、高性能なシステムを構築できるだろう。

  • 左側にグラフィックスカード、右側にマザーボードやSFX電源を格納する

  • ファンはボトム側にのみ搭載可能だ。12cm/14cmファン×2個に対応する

NZXTのmicroATXケースが久しぶりに復活

NZXTの「H3 Flow」は、超微細メッシュパネルを採用した高エアフローのmicroATXケース。同社のラインナップでは、長らくmicroATXケースが抜けており、久しぶりの登場となる。NZXTらしく、カラーはブラックとホワイトの2色を用意。28cmラジエータや37.7cmのグラフィックスカードを搭載可能だ。価格は11,000円前後と安価。

  • NZXTの「H3 Flow」。ファンは「F120Q」が付属し、最大で7個までサポート

  • 背面コネクタ仕様のマザーボードにも対応。スッキリした外観を実現できる